The Crystallized Saturn…接写
2009-10-04


禺画像]
例の土星を下(=南側)から見上げたところ。

環と本体の位置関係が分かりにくいのですが、土星の環は、写真の上の方で本体の手前に来ています。そしてその奥に、北極側にある目玉模様が、半透明の土星本体を透かしてうっすらと見えています。

こうして見ると、カッシーニやエンケの間隙ばかりでなく、レコードの溝にたとえられる多重リング構造がリアルに表現されているのがよく分かります。

製品に同封されていたパンフによれば、この模型は厳密な科学データに基づいて作られており、本体表面の雲のパターンは、探査機ボイジャーとハッブル宇宙望遠鏡のデータを元に、また環の構造は、探査機カッシーニのデータを元にしているそうです。

何でも、よーく目を凝らして見ると、環の最外周(F環)のそばを回る「羊飼い衛星」プロメテウスとパンドラまで表現されているらしいのですが、残念ながら、私にはまだ見つけられません。何とも凝ってるというか、作り手のこだわりを感じさせる話です。

ちなみにレーザーが刻む個々の点の大きさは、約50ミクロンしかないそうですが、それでも実際の大きさは、250キロメートルに相当するとのこと。さすがに土星は大きいですね。

■商品情報■
この素敵な品は、イギリスの Crystal Nebulae([URL])というメーカーが作りました。上記サイトからもオンラインで購入可能ですが、決済にはPaypalアカウントが必要となります。
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