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以下はニューイングランドに建つ、IT長者ジェイ・ウォーカー氏の邸宅訪問記。
★WIRED MAGAZINE: Browse the Artifacts of Geek History in Jay Walker's Library
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邸内に設けられた書斎の面積は、100坪あまり(1つの部屋が、ですよ)。
複雑な3層構造の室内には、稀購書、豪華本、珍物がぎっしり。
まさに汗牛充棟の態。
天井からはスプートニクの予備機(本物)がぶら下がり、
書棚には、さりげなくサターンV型ロケットの操作マニュアル(本物)が。
頭上には007の映画セットで使われた巨大シャンデリアが輝き、
机上では「アダムス・ファミリー」に出てきた義眼セットが宙をにらんでいます。
窓際の月球儀には、月面を歩いた9人の宇宙飛行士のサインが書かれ、
1800年代初頭の美しい漆黒のゴールドバッハ星図の脇には、
1660年に出たケラリウスの『大宇宙の調和』の極美本がはらりと開かれています。
その他、15世紀の『ニュルンベルグ年代記』やら、ケルムスコット版のチョーサーといった書痴談義にふさわしい本もあれば、ナチスの「エニグマ」暗号機に、フランクリン・ルーズベルト大統領が第2次大戦勝利の秘策をメモ書きしたナプキンといった、きわめつきの珍品も。。。
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むう、すごい。
もちろん悪くはないんですが、しかし何というか、この部屋でくつろぐためには、相当な気力・体力が必要でしょうね。私にはとても無理、という気がします。
「蟹は己の甲羅に似せて穴を掘る」という言葉の正しさを痛感します。
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