プラハ、百塔の都(前編)
2025-09-15


かつて皇帝ルドルフ2世が治めた都。
ティコ・ブラーエとケプラーが星を眺め、研究に没頭した町。
美しい天文時計「オルロイ」が時を告げる町。

プラハには今も美しい街並みが残り、数多くの古塔が林立することから、「百塔の都」の異名を持ちます。もし私が出不精でなければ、ぜひ訪れてみたい場所のひとつです。

   ★

しかし、出不精には出不精なりの旅の仕方もあります。
たとえば、どれだけ時間とお金をかけても、決して訪れることができない過去のプラハの町を自在に巡る旅もそのひとつ。

そんな「脳内タイムマシン」が下の本です。

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(分厚い表紙に注目)

■Hermann Schoepf (著)
 『Das hundertturmige Prag: die alte Kaiserstadt an der Moldau』
 (百塔の都市、プラハ―モルダウ〔ヴルタヴァ〕に臨む古の帝都)
 Raumbild-Verlag(ミュンヘン)、1943.

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本書のタイトルページ。
向かって左側にチラリと何かが写っています。

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表紙が妙に分厚い理由はこれで、表紙をくりぬいてセットされているものがあります。

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すなわち昔のステレオ写真と、専用のビューアー。
これこそ本書の肝です。

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ステレオ写真は裏表紙にも収納されていて、全部で100枚が付属します。

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そこにプラハの歴史を説く115頁の本文が伴ない、本書は構成されています。

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   ★

この本をお供に、今から82年前のプラハの町を訪ねてみることにします。

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(この項つづく)
[写真・幻燈・スライド]

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