ツキアカリ商店街のとっつきで営業している星屑印刷所。
そういえば私も小さな印刷会社を経営しているのを思い出しました。
少年の耳元に電波でささやくラジオタワーや、小さなカミキリムシもいます。
三日月だって、ステゴサウルスだって、みんなインクの香りと、背中にぐっとかかる重みを心待ちにしているのです。
長期にわたる構造的な印刷不況と、資材高騰のあおりを受け、経営環境は厳しさを増すばかりですが、土星堂のよいところは、経営者と顧客が同一であることです。いつでも大量受注が可能だし、その気になれば100万円の取り引きだって、何だったら1億円だって全然へっちゃらです。(1億円の支出を1億円の収入で埋めればいいのです)。
かくもすぐれた経営陣と優良顧客にめぐまれた土星堂活版舎へのご用命をお待ちしております。
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