恒星社 「新星座早見」
2020-11-01



そして北の方角を向けば、

禺画像]
(上と同じく図中の「南」が、真北の方角になります)

はくちょう座が地平線の近くを低く飛び、日本の北の空を彩る周極星(北斗やカシオペヤ)は、常に地平線下にあって、決して見ることのできない「幻の星座」であることも分かります。

   ★

デザイン的には地味ですが、端正な表情をした、機能的にも興味深い佳品です。


---------------------------------------------
(※)メモ:恒星社について

恒星社は「恒星社厚生閣」が正式名称ですが、私は「恒星社」の下に引っ付いている「厚生閣」というのが何なのか、今一つ分かっていませんでした。さっき調べたら、下のブログにその経緯が詳しく書かれており、結論から言うと、両者はもともと別の会社です。

しかし、人的つながりや、業務上の関係が以前からあって、戦時下の企業統合で合併したまま今に至っている由。さらに、恒星社を起こした土居客郎(1899−1966)は、「土井伊惣太(どい・いそうた)の別名で活動していたことも、これを読んで初めて知りました。

■出版・読書メモランダム:
 古本夜話739 土居客郎、恒星社、渡辺敏夫『暦』


戻る
[星座早見]

コメント(全5件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット