閑語
2020-06-18


「驕れる者も久しからず」と言いますが、安倍氏はずいぶん久しかった気がします。

でも、平家の故事をかえりみれば、1159年、清盛が平治の乱を制して政界の中心に躍り出てから、1181年に熱病で悶死するまでの20年余り、さらに1185年に壇ノ浦で一族が滅亡するまでの四半世紀と比べて、その治世はずいぶん短いので、やっぱり久しからざる例なのでしょう。まあ、清盛が奸智に長けた堂々たる才子だったのに比べて、安倍氏は単に暗愚な人だったことを思えば、よく頑張ったともいえます。

いずれにしても、一つの時代が終わりを迎えつつあります。
安倍氏の白鳥の歌がかすかに聞こえます。

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