望月の欠けたる晩

コメント(全3件)
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S.U ― 2016-11-24 12:45
一昨日に引き続いて今朝も緊急地震速報が出て、おまけにけっこうな雪が降って朝からたいへん驚かされました。

 それらのショックというわけでもないですが、ちょっと前にヨーロッパのど真ん中で皆既日食があったなと、ふらっと思い出しました。改めて調べてみると1999年8月11日でした。

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 中央ヨーロッパ〜東ヨーロッパでは太陽が南中する頃に皆既になったはずです。この絵は1999年8月11日の昼間の皆既日食の様子としてよいように思います。また、このとき皆既食帯にあったドイツの街から選ぶと、絵の塔の形と並びはミュンヘン市街マリエン広場付近を北から見た景色ではないかと思います。

(ご参考・ミュンヘンでの日食観察のレポート↓)
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玉青 ― 2016-11-24 20:27
いやあ、はじめて飛行機を実見し、「鮮やか!鮮やか!!」と喝采した足穂のお祖父さんのような気分です。(^J^) これは日食の実景で、中央の図は金環食ではなく、コロナをまとった黒い太陽だったのですね!例の数字が、日食の日付を意味する…というのは、まったく想定していませんでした。そこから時間と場所をぴたりと割り出されたS.Uさんの名推理に完全に脱帽です(一瞬、今度こそ意趣返しか…?と邪推した、私の狭い心をお許しください・笑)

ともあれ、不思議な絵の謎が解け、これが作者のイマジネーションの産物などでなく、確かな歴史の一コマとわかって、そこに新たな味わいが生まれました。ありがとうございました。(ちなみに、これを売ってくれた人のロケーションを確かめたら、まさにミュンヘン近郊でした。)
S.U ― 2016-11-25 08:40
おかげ様で今回はぽんぽんと勘が当たって、あっというまにミュンヘンまでたどり着く体験ができました。「幻のエクリプス」もいい雰囲気ですが、現代の都会のエクリプスも、それで実体験した人たちにとってはかけがえのない思い出になっていると思います。

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