首都の週末(6)…博物蒐集家の応接間(後編)
2016-07-31


今日も暑い一日。蝉の声が耳を圧するようです。

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先々週の土曜、7月23日は、「博物蒐集家の応接間」のレセプションの日でした(イベント自体は8月いっぱい続きます)。

禺画像]

メルキュール骨董店さんによる幻灯上映会と、それに併せて、私が「19世紀の天文趣味と天文アンティーク」をテーマにおしゃべりするというもので、企画を立てられたantique Salonさんにとっても初めての試みですし、まあ、すべてが流れるように進んだとも言い兼ねますが、それもご愛敬でしょう。

…というか、足を引っ張ったのは他ならぬこの私です。
それでも一参加者として、私自身、当日は大いに愉しみましたし、参加された方々もそうだろうと信じています。主催者側の皆さんと、当日参加された方々に、ここで改めてお礼を申し上げます。

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一夜限りの催しとはいえ、そこにはさまざまな出会いがありました。

主催者側であるpiikaさん([URL])のお二人とは、久しぶりにお会いしたのですが、あの飄々とした明るさは一体何なんでしょうね。本当に不思議な方たちです(でも素敵なお人柄です)。

そして、オープニング前に、店舗内をブラブラしているとき、声を掛けていただいた男性。「みくろまくろときどきふうけいの」と名乗られて、一瞬何か呪文めいた感じがしましたが、すぐにそれが「ミクロ・マクロ・時々風景」の意であり、常々敬服している理系ブログの書き手である「ZAM20F2」さんその人であることを知って、本当にびっくりしました。

禺画像]
(勝手キャプチャーご容赦を)

ミクロ・マクロ・時々風景 [URL]

ZAM…さんは、「レセプションには出ませんが、ご案内だけでもと思い…」と、翌24日に予定されていた「顕微鏡の会」(私は存じ上げませんでしたが、そういう顕微鏡マニアのディープな会があるのだそうです)の例会案内をお届けくださったのでした。当日は日帰りだったので参加することは叶いませんでしたが、こうしてZAM…さんにお目にかかれただけでも、とても嬉しかったです。

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レセプションは、ナチュラルヒストリエに隣接するセミナールームで行われました。

会場には、メルキュールさんが準備された古い幻灯器と、「ミロスコープ」と呼ばれる写真や絵葉書を(透過光ではなく表面反射光によって)投影する装置が既にセッティングされ、メルキュールさんが余念なく調整されていました。その様子は、piikaさんが動画を添えてツイートされています。

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