天文台の亡霊
2016-04-26


「うわ、こんなものを見せられた日には!」
…と、目を見張るようなページを、メーリングリストで教えられました。
地質図の話の途中ですが、これはぜひご紹介したいので、載せておきます。

禺画像]

■The Loneliness of the Long-Abandoned Space Observatory
 (打ち捨てられた天文台の孤独)
 [URL]

役目を終え、廃墟と化した天文台の数々。
人の気配は絶えて久しく、すっかり荒れ果て、壁にはスプレーで落書きまでされて…

ここに紹介されている天文台のいくつかは、古絵葉書の収集を通じて、何となく昔馴染みの感覚があります。でも、私の脳裏にある彼らは、みな世に出たばかりの青年であったり、働き盛りの壮年の姿をしているので、それと「今」との落差に愕然とします。

複雑な思いですが、でも、そこにある種の「情緒」が漂っていることは認めます。少なくとも何か心に訴えかけるものがあります。天文好きあり、同時に廃墟マニアでもある人にとっては、少なからず惹かれるものがあるでしょう。

   ★

「あれ、でも何となく既視感があるぞ…」
と思ったら、2年前にも似たような記事を書いていました。

■廃天文台
 [URL]

上記の記事でリンクを張ったのは以下のページで、確認したらまだ生きていました。
併せてごらんください。

■Web Urbanist “Watch Out: 15 Eerie Abandoned Observatories”
 [URL]

   ★

永遠の宇宙を覗き見る天文台にも、静かに「死」は訪れます。
彼らの眠りが安らかならんことを。

[天文台]
[すてきなページ(リンク)]

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