コメント(全6件)
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S.U ― 2015-06-22 12:54
今日は夏至ですね。
英国の空を思い浮かべつつ、ちょっと気になって調べてみました。
そうすると、この「ケンブリッジの夜空」というのは少し正しくないことがわかりました。彼の地は北緯52度で「白夜もどき」になって、6月にうしかい座が南中し、さそり座が南南東から昇ってくるのはイギリス夏時間の22時頃ですが、まだ空はこんなに暗くなっていないようなのです。夏至の日にはアンタレスが南中を少し過ぎた23時半頃になってようやく満天の星が見えてくるのでないでしょうか。
以上、まだ英国に行ったことのない者のやっかみ半分の天文シミュレーションでした。
玉青 ― 2015-06-23 06:58
あ、これは盲点でした。
お日様があっては、いくら目を凝らしてもダメですね。心眼で観よ、ということでしょうか。
となると、この星図シリーズを手がけた、件の児童百科事典の編集部、それにキャプションの書き手は、あまり実際の星見に携わったことがなく、机上のやっつけ仕事だった可能性が高そうですね。現実にはありうべからざる、想念の星空…と言うと、何となく言葉はカッコいいですが、でも実際この図を片手に南を向いた少年少女は、呆然(憮然?)としたことでしょう。(^J^)
S.U ― 2015-06-23 07:34
すでに日は沈んでいますが、延々とたそがれ時が続くといった感じだと思います。イングランドなら真夜中には空は暗くなってこれに近い星空は見えるでしょうから、夜更かしの少年少女の期待を裏切ることはなかったと思います。スコットランドなど北緯60度近くになると、夏至の頃には空が暗くならず本格的な白夜になるようです。
文章として詩的に成立しても、自然界には存在し得ない事象がありますね。
「六月の夜の都会、レイキャビクの満天の星空」とか。
玉青 ― 2015-06-24 06:36
「6月のレイキャビクの夜空に アンタレスが輝いたら…」
詩的ですね。そして、この後にいかなる言明を続けても、命題全体としては論理的に真になるというのが、また素敵ではありませんか。
S.U ― 2015-06-24 08:04
>命題全体としては論理的に真
いいですねぇ。
「永久に失われたるものに再会できるであろう」 と、続けたいと思います。
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