PLANETICA…プラスチックの太陽系
2011-05-04


連休も中盤ですね。
さて、今日も番外編。オーラリーの話のついでに、ちょっと便利な品を載せます。

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任意の時点の惑星の位置を手軽に調べることができる小道具、「プラネティカ」。
フランスで生まれた、現代の手動式オーラリーです。直径は14cm。

この品、いざ写真を撮ろうと思うと、光が映り込んで、撮影が難しいです。

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というのも、どら焼きというか、シンバルというか、表面の形状が独特のカーブを描いているからです。

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↑裏側もどら焼き状態。据わりが悪いことこの上ないですが、これがフランスの造形感覚なんでしょうか。

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   ★

使い方は簡単です。

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まず外枠(透明カバー)を回して、年月日をセットします。すると、それに連動して惑星がその日のポジションに移動します。内部では沢山歯車が回っているのでしょうが、それはすべてブラックボックス化していて、外からは見えません(スケルトン版がほしい…)。

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残念ながら、実際に動くのは天王星までです。海王星と冥王星(発売当時はまだ惑星でした)は、あらかじめプリントされたドットを見て、その位置を判断します。

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次に地球をはめ込んだ円盤を回して、時刻をセットします。それによって、同時に東西南北の方向も定まります。自分の体の向きをそれに合わせれば、今惑星がどちらの方向に見えるかが分かる仕組みです。

ためしに、今日の惑星の位置を表示してみました↓

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太陽を間において、お行儀よく列を作っています。
念のため、先日の「電脳惑星儀」と比べてみると(向きを揃えるため180度回転)↓


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