寄り道の寄り道
2008-02-13


禺画像]
(コルベ氏験電器。大阪教育大学蔵)

また勢いで脇道に入ってしまいますが、昨日の記事にいただいたRoyalBlue さんのコメントにあるように、ビジュアル的には今一つながら、国内のサイトにも古い機器や標本をまとめて拝めるところは多々あります。コメントで挙がっていたのは以下のページ。

★東京大学総合研究博物館データベース
 [URL]

★国立科学博物館データベース
 [URL]

こうしたナショナルな場所が、横綱級の充実振りを見せているのは、ある意味当然ですが、もっと「学校の理科室」的な親しみの感じられる場所もそちこちにあるようです。

古い学校のある所、必ず古い備品あり。
そして奇特な先生がいれば、それを丹念に調査して、ネット上にも公開しているというわけです。ちょっと探しただけでも、すぐ次のようなページが見つかりました。探せば、もっと沢山あることでしょう。

★新潟大学展示館(旧制新潟高校、同長岡高等工業時代の備品類)
 [URL]

★大阪教育大学・種村研究室(天王寺師範学校時代の物理実験機器)
 [URL]


そして、こんな風にきちんと整理されてない学校の方が圧倒的に多いのでしょうから、そういう現場をぜひ生で見てみたいです。黒々とした機器が、埃や蜘蛛の巣をかぶって、ひっそりと棚に眠っている光景は、なかなかそそるものがあります。

 ■  □  ■

さて、こうしてドンドン脇道に入っていくと、何か「一見有限、実は無限」というフラクタル図形の上を歩んでいるような気がしてきます。反射望遠鏡の話、賢治先生の話、そして銀河鉄道の話と、徐々に元の道に引き返さねば。。。
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