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すっきりと梅雨が明け、夏らしい日が続きます。
夏は好きな季節なので、暑さを厭うような口ぶりの一方で、実はそれほど気になりません。それでも季節柄ちょっと涼しげなものを載せます。

イギリスのEducational Productions 社の天文掛図。時代は1950〜60年代ぐらいのものでしょうか。
輸出用に、英・独・仏、それにスペイン語とスウェーデン語の5ヶ国語で表記されています。

図の上方に彗星の例として描かれているのは、1858年のドナティ彗星と、1910年のハレー彗星。堂々と運河が描かれた火星も懐かしいです。いかにも大時代なところが私の嗜好に合います。

太陽系に長々と横たわる長楕円は、ハレー彗星の軌道。
紺碧の宇宙に惑星が浮かび、その間を彗星が駆け抜けていきます。