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昨日はキーボードを前にしても、こっくりこっくりするほど眠かったです。
不慣れな職場での疲労と緊張が少したまっているようです。
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さて、手元にもう1枚、一昨日のとどうやら同じ場所を写したらしい絵葉書があります。こちらは、"The Observatory, Lancaster Park” と書かれており、1905年・ランカスターの消印が押されています。
で、改めて調べてみると、ランカスターには「ウィリアムソン公園」という大きな公園があって、たぶんここかな?と思います。
リノリウムの販売で財を成した、ジェームズ・ウィリアムソン・ジュニア(1842−1930)が、父親のジェームズ・シニアと共に、親子2代で作り上げた公園で、開園の年次は不明ですが、世紀の初めには既に公園として整備されていたようです。
現在、園内には天文台こそないものの、蝶の飼育舎やミニ動物園など、教育関連施設はなかなか充実しています。絵葉書に見えるこんもりした起伏も、現在の写真とよく似ています。
この天文台は、「市民のための天文台」という、イギリスでは比較的新しいタイプの施設だったのでしょう。(他方アメリカでは、既に19世紀前半から、そうした天文台が存在しました。)
世紀の初め、エドワード時代の科学好きの男女が寄り集まって、望遠鏡を覗き込んでいる様が想像されます。
■参考■
★ウィリアムソン公園
[URL]
★ジェームズ・ウィリアムソンについて
[URL]
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