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アメリカの Keystone View Company 社のステレオ写真。

同社は1892年に創業、1976年に廃業しましたが、膨大な量のステレオ写真を作った会社で、その製品は今でもよくに目にします。非常にポピュラーな品です。

この土星の写真は、もともと1911年にウィルソン山の太陽天文台で撮影されたもの。
ステレオ写真として作られたのがいつかは不明ですが、遅くとも1930年代ぐらいではないでしょうか。
保存状態が悪く、写真の表面がかなりカセています。

３Ｄ視はわりと得意な方ですが、これは両眼の距離に較べて、左右の写真が離れすぎているため、肉眼ではどうしても立体に見えません。専用のビューアーを使えばいいんでしょうが、でも天体は遠すぎて、ステレオカメラで撮っても立体的に見えないんじゃないか？という疑問もあります。実際どんな風に見えるのか気になります。

土星が立体的に見えたら素敵ですね。