Flying to the Planets

コメント(全3件)
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S.U ― 2025-08-02 07:33
うーん、当時は、複葉機だったのですね。ファンシーを狙ったわけではなく、これが最先端技術に見えたのでしょうか。

最近恒星まで4000万年なら、光速のおよそ1000万分の1=秒速30m、当時の複葉機はそんなものですか。ツィオルコフスキーのロケット公式は当時知られていたと思いますが、現実的な燃料パラメータを入れて速度計算ができる人はいなかったのかもしれません。
玉青 ― 2025-08-03 16:21
複葉機で星界を旅する…というと、以前、北極星を目指す旅の話がありました。
[URL]
あれは光速で飛ぶ飛行機という設定だったので、何とか人の一生に収まるスケールの旅でしたが(それも結局は夢オチでしたが)、今回の旅は数百年、数千年、そして数千万年という旅ですから、スケールが大きいですね。

こうなると完全に「片道切符」ですから、それを見送る生徒や先生の心情は、いかばかりであったか。時節柄、80年前の「片道切符」の連想が働くせいか、彼らがちぎれんばかりに振る帽子やハンケチが、何となく悲壮なものに感じられたりもします。

いっせいに飛び立つ複葉機が幽霊のように白いのも、その行く末を暗示しているのかもしれません。
S.U ― 2025-08-04 05:55
あぁー、そうなんですね。ちょっと既視感はありましたが、そこは忘れていました。

片道切符ですか。後代のSFでは、「人間の冷凍保存」そして「浦島効果」や「ワープ」(一般相対論の支援がいるので、原理的に1915年以降)が考えられて往復も可能になりましたが、このころはそれは無かったのでしょうね。

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