コメント(全2件)
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S.U ― 2013-04-17 08:11
>スキャパレリ〜濡れ衣
それでも、スキャパレリは、そして「銀鉄」のジョバンニも、火星人がいるかどうか想像を巡らせたことはあったと思うのですが、彼らはどういう意見だったのでしょうか。
>天文後進国〜科学技術全般
天文学を少しだけ物理学の方向に広げるだけで、20世紀のイタリア出身の科学者は、マルコーニ、フェルミ、ロッシ、セグレ、ジャコーニ、ルビアらの名が挙がるので、一瞬そんなことなかろうと思いましたが、確かに人数的には多くはなく日本その他の多くの国並みかもしれません。
イタリアが20世紀に活躍したのは、自動車とファッション(服飾、アクセサリー、雑貨など)の方面ですので、「銀鉄」のジョバンニは技術者あるいはデザイナーとしてこの業界に多大な貢献をした、というのはどうでしょうか。(といっても、時代の合う「ジョバンニさん」を見つけてはいませんが)
玉青 ― 2013-04-17 20:58
>マルコーニ…
おお、確かに。これはイタリアをけなし過ぎました。
たぶん英独仏と並べるから、勢い差が目立つのであって、ロシアとか、スペインとか、オランダとかを基準にすれば、「十人並み」というか、特に後進国扱いするには及ばんですね。(むしろ、かつての英独仏の方が特異な存在だったのでしょう。)
ときに、ジョバンニはどんな大人になったんでしょうね。
何はともあれ、まっすぐに育ってほしいと祈るばかりです。
改めて振り返ると、父の行方不明、母の病気、貧困、いじめ、無二の親友の死…彼の少年時代はあまりにも過酷です。その少年に、さらに人の本当の幸いを探せと命ずる賢治さんは、見ようによってはサディスティックだとすら私は思います。私だったら、もうそんなに頑張らんでいい、キミはもう十分頑張った、と言ってやりたいですが…。
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