この感覚、一言でいえば、やはり「郷愁」でしょうか。見たはずがないものへの郷愁。
…いや、やっぱりどこかで見たのかもしれません。自分が、かつて自分以外のものであった頃に見た記憶。
(稲垣足穂、「THE BLACK COMET CLUB」全文。『一千一秒物語』(1923)所収。)
空をゆく彗星を思いつつ、グラスの向こうに、その微かな記憶を追ってみたいです。
そしてふと気がつけば、隣でクシー君が咳払いをしている…とか。
(サイトウヒツジさんからのメールによると、右側に写っている土星のガラス模型は、拙ブログ経由でお知りになったそうで、ちょっと鼻が高いです。)