理科室愛好倶楽部会報 (通巻第1号)
2010-07-13


先生方はもちろん「これは困ったことだ…」という趣旨で回答されているのですが、私には素晴らしいことのように思えます。「木製の棚」「手作りの教材」、いずれも大いに結構ではありませんか。こういった学校の児童がむしろ羨ましくもあります。

他方、上の流れからすれば当然ですが、以下のような回答もでてきます。

◆夏休みに備品の移動と消耗品の点検をしました。転勤して新しい職場にきたので自分が必要と思うものと以前の人と趣味が違うので過不足、移動がたいへんでした。 消耗品をすてるにせよ、ゴミもお金がかかるので、家に持ち帰ってすてていました
◆3年前、今の学校に来てから、使いやすい理科室に心がけてきました。古い器具を破棄したり、器具の整頓に配りょしてきました。
◆校舎が新しくなり、古い理科室と共に、使用していない古い器具を捨てることができた。 その結果、かなり使いやすくなった
◆今年度4月に赴任し、準備室がひどい状態だった。 夏休みにかなり整備することができた。 「古いものは捨てる」ことが大切だと思う

ああ!古い理科室の空気が失われていく!
捨てたらアカン!
(どうせ捨てるなら…とは敢えて言いませんが、こういう理由によって古い理科室備品が古物市場に出てくるわけですね。)

   ★

現場の先生のご苦労は、たいへんよく分かります。そして、もちろん理科室は、古玩好きの子供ではなく、理科好きの子供を育てる場なのです。

サレド、嗚呼!サレド…
言葉ニナラヌ思ヒヲ、此ノ場デ皆サント共有デキマスレバ幸デス。

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